貸し倉庫を利用するときのポイント
貸し倉庫を利用する場合、法人向けと個人向けに分かれています。企業が利用する場合には法人向けを選びましょう。また、利用する目的を明確にしてから探すと、絞り込みやすいです。温度調節ができるところが必要なのか、在庫管理や発送・返品手続きなどの業務代行を希望するかなどを検索条件にして探すことが望ましいでしょう。特に設立してから比較的若い企業の場合は、業務代行を依頼できることで人件費節減につながります。予算をあらかじめ決めてから、インターネットで希望通りの条件に合う貸し倉庫を絞り込みましょう。絞り込んだ中から、倉庫の広さや自社からどれくらい離れているのかなどを踏まえて、納得出来る貸し倉庫を見つけることが大切です。
信頼できる貸し倉庫の基準
信頼できる貸し倉庫の条件として挙げられているのが、広さと料金のバランスが良いことです。その土地の地価によって、貸し倉庫の賃料は大幅に異なります。基本的に坪単位で表記されていますが、自社の希望に見合った広さと賃料のところを見つけましょう。また、耐震や火災、盗難といった災害対策は万全か、確認が重要です。万が一の時の補償はどうなっているのか、契約書などを見て納得してから契約をする必要があります。さらに、自社からの距離だけではなく、周辺の環境についても調べることが大切です。自社からそれほど離れておらず、荷物を運搬するトラックが出入りしやすいかどうか、契約前に調べておくと良いでしょう。高速で荷物が運ばれる場合、高速から近いかどうかのチェックも必要です。
3PLは物流業務形態のひとつで荷主の立場に立って、ノウハウを持った第三者がロジスティクスの企画と設計、運営を行う事業のことです。